＊基本編＊振替休日と代休の違いを理解しよう！~港区・新橋の社会保険労務士なら社会保険労務士法人OMNIA Consulting~

query_builder 2023/11/12 就業規則

こんにちは。港区新橋で人事労務に関する相談や手続きをサポートしている、社会保険労務士法人OMNIA Consulting です！ 

従業員が休日出勤をした際に取得する振替休日（振休）と代休。両者はしばしば混同されがちですが、給与計算等において取扱いが異なるため注意が必要です。

今回は、「振替休日（振休）と代休の違い」ついてご紹介します！

目次

  1. 振替休日（振休）って何？

  2. 代休って何？

  3. 振替休日と代休の違いは？

  4. ＜例外＞振替休日でも割増賃金の支払いが必要になるケース

  5. まとめ

振替休日（振休）って何？

振替休日とは、休日と定められていた日を労働日として、その代わりに労働日を休日とすることをいいます。つまり、休日と労働を事前に交換するのが振替休日になります。

代休って何？

「代休」とは、休日労働が行われた場合に、その代償として、労働日を休みとすることを言います。事前に休日と労働日を交換する振替休日とは異なり、休日労働が行われた後に、その代わりの休日を取得するのが代休です。

振替休日と代休の違いは？

前述の通り、振替休日（振休）と代休には、「事前に」休日と労働日を入れ替えるか、休日労働をした「後に」代償として休みを取るかという違いがありますが、それは割増賃金の発生有無の違いにも関係します。


振替休日の場合は、労働日と休日を事前に交換していますので、働いた日は休日ではなく労働日になります。そのため、割増賃金は発生しません。

一方、代替休暇の場合は、休日労働をした結果、その代償として付与されるものです。働いた日はあくまでも休日になるため、割増賃金を支払う必要があります。

＜例外＞振替休日でも割増賃金の支払いが必要になるケース

注意が必要なのは、振替休日を取得した場合でも、割増賃金が発生するケースがあるということです。それは、週40時間の法定労働時間を超過したケースです。休日労働をした結果、週の労働時間が40時間を超えた場合は、その超えた時間に対して割増賃金を支払う必要があります。そのため、振替休日を週をまたいで取得してしまうと、割増賃金を支払わなければならなくなりますので、注意するようにしましょう。

まとめ

今回は、振替休日と代休の違いについてご紹介しました！ 「勤怠管理システムを導入したい」「残業代の計算が合っているか不安なので相談したい」等がありましたら、港区新橋の社労士法人OMNIA Consultingにお問合せください。 知識と経験を備えた担当者が、的確なアドバイスをご提供いたします！


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